トムソンジャパニーズファミリークリニックではバリウム検査は提供していません。
理由は単純明快で胃内視鏡検査に比べ、バリウムが優れているといえる点はないといっても過言ではないからです。
過激な表現ではありますが、しかし、このバリウム検査、行っているのは日本ぐらいなんです。
バリウム検査を平気で勧めてくるクリニックは良心を欠いていると断言する記事もあるほど。
それはバリウムを飲むことで健康被害に遭うリスクが高いからです。検査時の被曝や重度の便秘など。またシンガポールでは日本ほどトイレの品質が高くなく、いくら頑張っても便が流れないなどの問題も。。。
そもそも胃がんは粘膜の表面から進行していきますが、早期の胃がんは、粘膜面に明らかな凹凸が見えないことが大半のため、バリウム検査で早期の胃がんを発見することは非常に困難と言われています。
結局、バリウムを飲み異常が見つかれば次は胃内視鏡検査に回されます。その胃内視鏡検査のがん発見率はバリウム検査より1,000倍も高いと言われています。
それであれば最初から内視鏡で検査を行う方が合理的です。
近年は、内視鏡でもAIの分野の研究が進んでおり、胃がんの検出精度は約95%近くにもなっています。
また、内視鏡AIの1画像あたりの画像処理スピードがわずか0.02秒と言われています。
バリウム検査は今から約80年前に胃がんのメカニズムが分かる以前に開発された古い検査の為、日々進化する胃内視鏡検査の精度にはかなうはずがありません。
シンガポールに在住の日本人駐在員の中には検診項目の1つとしてバリウムの選択が認められている会社もあると思いますが、是非この機会に再考されてはいかがでしょうか。
トムソンジャパニーズファミリークリニックでは胃内視鏡検査も含め良心価格で健康診断パッケージをご提供しています。
新たな1年のスタートに是非健康診断をご検討ください。