トムソンジャパニーズファミリークリニックでは、感染症対策に十分留意をした上でネブライザーによる治療法を提供しております。
ネブライザーは喘息や気管支炎の治療を目的に医師の指示のもと薬を使用するもので、ネブライザーによる治療は、気管支炎や肺炎の治療を行ったり、炎症を起こして蓄膿になった副鼻腔の炎症を和らげたりすることができ、日本でも一般的に行われています。
ネブライザーと似たもので家庭用吸入器がありますが、使用方法や使用する目的が異なります。
ネブライザーは上記の通りですが、家庭用吸入器は鼻やのどを加湿する目的で水を使用します。粒子が大きく、水のみの使用で鼻・喉の粘膜の加湿が目的となり薬液は使用しません。
ネブライザーは吸入薬を霧状にし直接気管支等に届けるための器具です。
吸入薬は経口薬よりも少ない量で大きな効果があり、pMDI(加圧噴霧式定量吸入器)を上手に使えない乳幼児や高齢者でもより確実に吸入できます。
発作が頻繁に生じているときは、自宅の吸入器に頼らず早めに医師の診察にお越しいただくことをおすすめします。
Covid-19はもとよりインフルエンザ、ウイルス性上気道炎(風邪・感冒)など、最近でも咳が出る、もしくは咳が継続する症例が多く見られます。
お子様等の症例に関して何かございましたらお気軽にご相談ください。